🏮巻の主なテーマ
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猫猫、ついに外に出る!?「後宮」から「外の世界」へ
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壬氏との距離が近づきつつ、関係はまだ曖昧
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猫猫の“出生の秘密”に踏み込む新展開へ
🌼あらすじ&ネタバレ詳細
●猫猫、壬氏の「随行員」として外出
猫猫は壬氏の命令で、外の宴に参加する随行員として後宮の外に出ることになります。
久々の外の空気に戸惑いつつも、猫猫は薬師としての観察力で周囲を見渡します。
宴では、要人の娘が突然倒れる事件が発生。
「毒ではないか?」と疑われる中、猫猫は汗・顔色・声の震え方などから
体調を見抜き、毒ではなく“婦人病”の初期症状(子宮外妊娠)であることを即座に診断。
→ 周囲から絶賛されるが、本人はそっけない態度。
●羅漢と猫猫、因縁の気配…
宴の席で、軍人の高官・**羅漢(らかん)**が猫猫に興味を示す。
猫猫も「この人、どこかで…」と妙な既視感を抱くが、正体にはまだ気づいていない。
→ 実はこの羅漢、猫猫の実の父親である可能性が高い人物。
この巻ではそれをにおわせる会話や描写が増え始める。
●壬氏、少しずつ“素顔”を見せ始める
猫猫の能力にますます興味を示す壬氏。
「飴を与える」「髪を触る」など、明らかに好意的な態度をとるが、
猫猫はそれに気づかず完全スルー・・・笑
猫猫は宦官であるはずの壬氏が、“女性に関心があるような反応”をしていることに違和感を抱き、
「この人は本当に宦官なのか?」という疑念が芽生え始める。
→ 読者視点では、壬氏が実は皇族の血を引く人物で、身分を隠していることが徐々に伝わる。
●後宮での妃の争い、再び
後半では、後宮内の妃たちのマウント合戦や、毒に関する小事件も描かれる。
猫猫は、何気ないお菓子や香に仕込まれた「微細な悪意」に気づき、事態を未然に防ぐ。
→ 猫猫の“毒に関するプロフェッショナル感”が際立つ回でもある。
📝4巻を読んだ感想
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伏線が一気に増えてきて、ストーリーがぐっと深くなってくる巻です!
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猫猫の出生の謎、壬氏の正体など、「実は…」系の要素がどんどん動き始めてワクワクする。
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宮廷内の女同士の争いがリアルで、ミステリー要素だけでなく人間ドラマも面白い!
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✅まとめ
『薬屋のひとりごと』第4巻は――
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後宮から外へ舞台が広がる
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猫猫の“血筋”と“壬氏の素顔”という2つの大きな伏線が動き出す
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謎解きも恋も新展開!
という、まさに転換点とも言える重要な巻です。
じっくり読んで、先の巻への理解を深めましょう!
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